どうも、旅がっぱです!

今回の「文化に触れよう」コーナーは、除夜の鐘です!

もうすぐお正月🎍
日本人の大晦日の過ごし方と言えば、
紅白を見て、ゆく年くる年を見て除夜の鐘をきく、じゃないでしょうか。

では、そんな除夜の鐘がいつからつかれているのかご存知ですか?
また煩悩の数と言われる108は一体どこから来たのでしょうか?

今回はそんな除夜の鐘の裏話と、日本の三大名鐘をご紹介します!

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なぜ「除夜の鐘」っていうの?

「除夜の鐘」ってどうして「除夜の鐘」っていうのでしょうか?
除夜ってどんな意味??

実は除夜とは「除日(じょにち)の夜」という意味なんですね。

では除日とは何か。
除日とは、「旧年を除く日」という意味を持つ言葉になります。

除くといっても「以外」という意味ではないんですよ。
元々「除」という字は、古いものを捨てて新しいものを迎えるという意味を持つ漢字。
つまりは、古い年を捨てて新しい年を迎える、大晦日のことを指す言葉なんです!!


除夜の鐘はいつから始まった?

除夜の鐘は元々中国の宋で始まった、鬼払いの文化でした。
宋は、日本でいうと平安時代から鎌倉時代あたりの王朝です。

この「鬼払いに鐘を撞く」という文化が
鎌倉時代に、禅宗と一緒に日本へ伝わったのが始まりだといわれています。

なんと宋では「弱く撞くこと18回、強く撞くこと18回。それを3回繰りかえす」とたたき方まで伝わっています。
(2種類×18回×3回繰り返す=108回!)

元々は、禅寺で朝と夕方に二回撞いていました、室町時代には除夜だけになり、
いつしか除夜の鐘を合図に社寺へ初詣する時報のような役割も兼ねていったわけですね。

また鎌倉時代は、現在にも残るいろんな宗派が誕生した、仏教最盛期。
除夜の鐘を鳴らすことで「ここに寺がありますよ」という布教活動も兼ねていたそうです。 


除夜の鐘を撞くタイミングは?

そんな除日、大晦日に撞かれる除夜の鐘ですが、
大晦日のいつ撞かれるかご存知ですか?

多くのお寺では107回までを旧年、そして新年を迎えるタイミングで108回目をつくのが一般的です。

では、なぜそんな年替わりの時間帯に撞くのか。

元々は鬼を払うために撞かれていたとご紹介しましたが、「鬼門」ってご存知ですか?
鬼門があるのは丑寅の方角。
他にも丑の刻参りという言葉もあるように、「丑寅」は不吉なものとされています。

この考えを月に当てはめると12月が丑、1月が寅になります。
そのため12月から1月に代わる瞬間に撞くんですね。


108回に意味はあるの?

除夜の鐘は、煩悩の数である108回撞くというのがお決まりですが、
この108という数字は、一体どこからきたのでしょうか。

これに関しては、色んな説がありますが、私はすべて後付けではないかと感じています。

なぜなら仏教が誕生したインドでは、
108という数字は日本の「八百万」と同じで「たくさん」という意味を持つ数字
そのため煩悩が108個なのではなく、多くの煩悩という意味合いで108回撞きはじめたのではないでしょうか。

そしてこの考えが伝わった中国では、この数字の内訳を
「12カ月×24節×72候」という中国の暦で計算し、1年分の暦を打つと解釈しています。

日本では伝わる煩悩説こちらです。

除夜の鐘

あなたはどれだと思いますか?(^^)


日本の三大名鐘を紹介!

そんな除夜の鐘が突かれる梵鐘の中でも、「日本三大名鐘」と呼ばれる梵鐘があるのをご存知ですか?
なんとすべて近畿地方に集まっていました!
それぞれご紹介しますね。

梵鐘とは、煩悩を払うといわれている鐘のことで、仏教の大切な仏具の一つでもあります。

◎京都「方広寺」の大梵鐘

方広寺は京都東山区にある、天台宗のお寺。
豊臣秀吉が作った、廬舎那仏があることでも有名なお寺ですね。

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こちらが方広寺の重要文化財になっている「国家安康の鐘」です。
徳川家康が、因縁をつけ、豊臣家を滅ぼすことに利用したという曰くつきの梵鐘でもあるんですね。

大きさは直径2.8m、高さ4.2m。
重さは82.7tと、三大名鐘の中では最大!

大晦日は、初回は住職が撞きますが、その後は参拝者が撞くことが可能。
名鐘を撞くチャンスですよ!

◎京都「知恩院」の大梵鐘

同じく京都東山区にある、浄土宗の総本山である知恩院。
創立者は、浄土宗の生みの親、法然です。

広く民衆から、将軍家にまで信仰を集めた、京都でも有数のお寺。

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こちらも同じく重要文化財の梵鐘。
釣鐘の重さは約70t、高さ3.27mで直径2.73mになります。

特別なストーリーはありませんが、重要文化財や国宝も多くある寺院です。

除夜の鐘は僧侶が撞くことになっていますが、
「えーいほとつ、そーれ」という独特な掛け声は、京都の大晦日の名物にもなっています。

◎奈良「東大寺」の大鐘

言わずとしれた「奈良の大仏」と呼ばれる廬舎那仏がある、修学旅行でも大人気な東大寺。
古代から日本の仏教に大きな影響を与えてきた、日本仏教の父も言えるお寺です。
こちらに最後の梵鐘があります。

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境内にあるものの大半が国宝という東大寺。
こちらの梵鐘も国宝に認定されております。

高さは3.86m、直径は2.76m。重さは26.4tになります。
他の二つに比べると結構軽い梵鐘になりますね。

その代わり、鐘を撞く棒、撞木(しゅもく)の長さは一番長い4.5m!
そのため除夜の鐘の撞き方も独特です。
撞木に8本綱をくくりつけ、先着順8名ずつその綱を引いて撞くそうな。

1回8名だったらチャンスも多そうですね!!


さぁ、今年はどこの除夜の鐘をききましょうか?
楽しみですね。

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